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今回は、
「テブナンの定理」と
等価回路について。
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テブナンの定理はどういうときに使うか
図1の回路Aの端子a-b間に、
負荷を接続したいとします。
回路Aの端子a, b間に
現れる電圧は、
負荷を接続していないときは、
“Vn”となっていますが、
図1
この電圧Vnは、
端子a, b間に負荷を接続すると、
負荷のインピーダンス:Z1により、
端子a, b間の電圧は、
変わってしまいます。(図2)
変わった結果の電圧を”Vx”
としましょう。
図2
このVxをどのように求めるか。
ここで、
テブナンの等価回路を
使用して、
Vxを求める式を導出します。
テブナンの等価回路
テブナンの等価回路を
作成するには、
まず、
端子対a,bからみた、
回路Aのインピーダンスを
求める必要があります。
回路Aに含まれる
電圧源を短絡、
電流源を開放して、
端子aからbの
インピーダンスを求めます。(図3)
図3
図3のようにして求めた
インピーダンスが、
“Z0″だったとすると、
図4が図2の等価回路となります。
図4では、
回路Aが、
図1で端子a-b間に現れる電圧:Vn
を電圧源として、
インピーダンスがZ0が
直列に接続された回路として、
現されていますね。
図4
テブナンの定理
したがって、
Vxは、
下記の式で求められます。
以上を一覧の図にまとめたのが、
下記の図になります。
出版された本でも確かめておきたいという方は
ネットで納得しても、
出版された本で
確かめておきたいという方へ。
その感覚は分かります。
目次に
「テブナンの定理」
がある本を
ピックアップしましたので、
念のためご参照いただけましたら
幸いです。
以上、お役に立てば幸いです。
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