技術記事

【高周波信号の基本】エンファシスとイコライザ

エンファシス

高周波信号では、
送信側には、「エンファシス」
(プリエンファシス/デエンファシス)
の機能があり、
受信側には、「イコライザ」の
機能があります。

エンファシス

カタカナで「エンファシス」と
呼ばれる機能は、
英語では、”emphasis”
である。
つまり、「強調すること」。
何を強調するかというと、
高周波成分である。

信号は、送信側から受信側の
間の伝送路を透過しなければならないが、
伝送路を透過する間に減衰する。
この減衰の度合いが、
周波数によって異なるのである。
一般に、高周波成分ほど減衰が
大きくなる。
「波形が鈍る」のは、
このためである。

伝送路の減衰特性の一例として分かりやすいサイトを見つけたので、
P.17を参照してみてください。

さて、
通常の方形波の
高周波成分を強調すると
どうなるか。
拙者なりに模式図にしてみました。

エンファシス

立上がり/立下りの部分
の振幅を大きくして、
デジタル的な高周波強調波形を
再現する場合は、
「プリエンファシス」、
立上がり/立下り後の、
DC的な部分の振幅を小さくして
高周波協調波形を再現する場合は、
「デエンファシス」です。

イコライザ

そして、
受信側の機能としては、
「イコライザ」
があります。
何をequalize(等しくする)
のか。

それは、
送信信号と受信信号の
周波数成分比率である。

伝送路の損失により、
送信波形の周波数成分比率
が受信側に届いた時には
変わってしまうが、
受信側で、
高周波成分を増幅することに
より、伝送路の損失を
補う事ができる。

送信側でのエンファシス機能と
目的は同じであるが、
高周波成分の損失が非常に大きい
ときは、
プリエンファシスでは、
信号振幅が大きくなりすぎるし、
デエンファシスでは、
振幅が小さくなりすぎる。
そのため、受信側のイコライザも
必要になるのである。

ただし、
エンファシスやイコライザでは、
伝送路上の反射による
波形の変化は補えない
ので、注意が必要である。

参照サイト(reference)

参照させていただいたサイトを
下記に示します。
合わせてご参照ください。

http://ednjapan.com/edn/articles/1003/03/news134.html
http://ednjapan.com/edn/articles/1003/03/news135.html

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ヘーシロー。
幼い頃より慈悲の心に目覚め、
現在は慈愛に満ちたパパ。
エンジニア歴20年近いオジでもあるが、
会社では全然エラくない!

このままでは、
自分が培ってきた技術が
ただただ埋もれていくと
危機感を持つ。

最初に勤めた会社は、
色々な事が許せず退職し、
就職先の影も形もない状況で浪人。

浪人後に就職したメーカー・商社で、
自身の英語と技術知識に自信を持つ。
年収は浪人前の1.5倍。

最近はブログに目覚め、
技術記事やキャリア形成、
英語について、
思うところを発信する。
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