コラム

中学生の親御さんは要注意!我が家のすべらない話「山下公園」

いわゆるテッパンネタやすべらない話が、
どこのご家庭にもひとつやふたつ
あるのではないかと思う。

我が家にも、ある。



山下公園を通りがかるとき、テレビで山下公園が
出てきたとき、必ずリクエストされる話なのである。

山下公園

ヘーシロー。が中学生の時の事である。
田舎の中学校の修学旅行の定番は、
「東京」である。
ヘーシロー。たちの修学旅行も、
富士山、ディズニーランド、国会議事堂
あたりをメインにして、旅程が組立てられた。
その中で、自由行動の時間がある。
横浜マリンタワーを集合場所として、
一時解散し、
周辺を自由行動して、再度、
マリンタワーに戻るのである。

たしか班行動で、男二人、女二人の班だった
ような気がするが、
ともかくも、ヘーシロー。は、同じ班の
男二人で、山下公園のベンチで休んでいた。
ヘーシロー。の方は、靴を脱いで、
かなりリラックスして、休憩していると、
となりのもう一人の男が、急に真顔になり、
「俺たち、狙われてるぞ。」
という。
「ナニ?どうした?」
と聞くと、
「石投げられた。」と言って、
顎で指し示した先に、
男二人組が立っていた。
3,40m程先であったであろうか。
背の高いやつと低いやつの二人組であった。

隣の同級生の男は、
鍛え抜かれた身体で、仲間内では
一目置かれる存在であった。
そこで、拙者は、その男の顔を立てる
つもりで、こう言った。
「じゃあ、オレは、あの背の低い方を担当するから、
お前はあの、背の高い方を頼む。」
すると、その男、目が真っ赤になり、
何を言い出すかと思ったら、
「あほぉっ、アイツら、高校生やぞ。」
という。
「うーん。そうかな?」と拙者は、少々、
不満であったが、二人の内、片方に戦意が
なければ、ケンカにならない。
とにかくも、二人で逃げることにした。
靴を履き直し、ベンチから立ち上がると、
我々は、すたこらサッサと逃げ始めた。
すると、少し距離を空けて、相手は
ついて来る。
集合場所のマリンタワーを目指して、
わき目もふらず歩いたのであるが、
ふと後ろを振り返ると、
相手の方は、人数が増えている。
こちらは、さらに二人で歩いた。

大きな道路を渡って、マリンタワー
のふもとに辿り着くと、
ただならぬ雰囲気を察して、
「どうしたんや。」と、
ケンカ好きの友達が寄ってくる。
「実は、かくかくしかじかで・・。」
と訳を話している間にこちらの方も、
かなりの人数が集まった。
そして、道を挟んでにらみ合いになった
のである。

「石を投げるとは、ケシカランな!」
と、こちら側のある男が大きな声で言い、
我々は爆笑。
相手側は、より険悪な空気を発する。
といった具合であった。
そのうち先生たちもやって来て、
こちらは、修学旅行の点呼に
連れ戻され、相手側もいつの間にか、
いなくなっていた。

そのことは、しばらく忘れていたので
あるが、時々思い出して、親しい者に
話をすると、すべらないのである。

振り返って思うこと

それはともかく、相手側のあの人数は、
一体、どこから湧いて出たのであろうか
とふと思う。
こちら側は、修学旅行の集合場所だったので、
人数が集まって当然なのであるが、
相手側は、なぜ、追いかけながら人数を
増やすことができたのであろうか。
今のように、携帯電話で連絡を取り合える
時代でもない。

今思えば、あの二人組は、囮(オトリ)だった
ではないか。
もともと大人数で山下公園のベンチの周りに
潜み、そのベンチにカモが現れたので、
あの二人組に、ケンカを仕掛させ、
こちらが2対2だと思って、ケンカになった
ところで、大人数で襲い掛かり、金品などを
奪う計画だったのではないかと思う。
ところが、予想に反して、我々が逃げて
しまったので、全員で追いかけてきたのでは
ないか。

そう思うと、大部分の辻褄が合う。
そうだとすると、同じ班の同級生の判断は、
大正解!素晴らしい判断に助けられた。
相手側は、不良少年のレベルを超えた
犯罪集団である。

少年犯罪の凶悪化が目立つ昨今であるが、
実は、昔からかなり物騒だったのでは?
と思う。
年頃のお子さんを持つ、親御さんは、
ぜひ気をつけていただきたいと思う。



ABOUT ME
アバター
ヘーシロー。
地方大卒。エンジニア歴20年近いオジ。
最初の職場はブラック。
長年の忍耐を経て、
ブラック脱出を決意。
就職先の影も形もない状況で浪人する。
ブラック脱出後、メーカーや商社で、
自身の英語と技術知識に自信を持つ。
リスクをとっても
ブラックからは脱出すべきと確信。
リスクをとる個人が増えることを願い、
技術記事やキャリア形成、
英語について、
思うところを発信する。
error: Content is protected !!
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。