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【書評】ミッドライフクライシスの真っ只中で「40代の鬼100則」に出会う

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こんにちは。へーシロー。です。

緊急事態宣言もあって、
引きこもりがちになっていた
拙者はある日、
久しぶりに本屋に立ち寄ってみた。
そこで、
「40代の鬼100則」のタイトルが目に入り、
衝動買いしてみた。

「40代の鬼100則」

この本で、
初めて
「ミッドライフクライシス」という言葉を
知ったのであるが、
ミッドライフクライシスとは、
~30代後半から50代にかけて、
人生の意味を問いただしたり、
大きな迷いを覚えたり、
さらには無価値感を強く感じたりすること~(本文引用)
らしい。

だとしたら、
今の拙者は、まさに
「ミッドライフクライシス」真っ只中。
拙者は、特に最近、
「無価値感」に
よく苛まれるようになった。

「これは」と思い、
読み進めてみた。

最も刺さった言葉は、
~自分を探すということは
今までの自分を受け容れていないということ~(本文引用)
というところ。

「自分を探すということは
今までの自分を受け容れていないということ」(本文引用)

確かにそれはある・・
常に自分探しをしている
拙者には
思い当たるフシがある。

自分はそんなにダメで
救いようがないものか。
考え直すヒントはないか?

~あなたが、お金をもらえなくてもやりたいことは何?~(本文引用)

~自身のキャリアを問い直す5つの質問~(本文引用)
の中に
~あなたが、お金をもらえなくてもやりたいことは何?~(本文引用)
というものがある。

この質問の答えの中に、
自分の価値を考え直す上での
ヒントがあると、
直感的に考えた。

昔から好きだったものに今までの自分の本質があるのでは?

お金をもらえなくても
やりたいことはって
なんだろう?

昔から好きだったものに、
その答えがあると
ふと、
思いつき、
昔を振り返った。

典型的昭和の子供であった
拙者は、
かなりのテレビっ子である。

拙者が昔好きだった
テレビ番組は時代劇で、
「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」。
現代劇でいえば、
「あぶない刑事」である。

「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」の根底にあるものは「人助け」

「水戸黄門」や
「暴れん坊将軍」を観ると、
どうしても、
主人公の圧倒的な
武力と権威が強く印象に残る。
また、
「あぶない刑事」が、
豪快に拳銃をぶっ放しながら
悪と闘う様は、
観ているものを痛快な気分にする。

しかし、
これらのドラマの
根底にあるものは何か。
それは、
「人助け」である。

主人公の圧倒的な
武力と権威は、
番組の面白さを形成する
スパイスである。
あぶない刑事に至っては、
型破りな主人公(警察官)が、
「規則は破るためにある」
などと、
言い出すのである。

しかし、
これらのスパイスは、同時に
強力なノイズとなって
拙者の印象に残り、
本来は、
「人助け」をしたい拙者の
本心を、
主人公への憧れが、
覆い隠してしまっていた。

そう。
拙者は、本心では、
「人助け」が
したかったのである。

お金をもらえなくてもやりたいか?
答えはYesである。

いみじくも、
「水戸黄門」はこのように言う。(たしか)

「私はだだの、
お節介好きの
旅の隠居ですよ。」

・・・拙者の理想である。

最後に思うこと

上記のように思うと、
過去の出来事に納得ができてくるのである。

本心と違うことにこだわると、
災いの元となり、
本心に沿ったことに
時間とエネルギーを傾けると
良いことが起きている
と思えてきたのである。

40年の時を経て、
今、気づいた。

以上は、
この本の「鬼100則」のほんの1つと、
それに対する
拙者の思索であるが、
ご参考になれば、
幸いでござる。

ABOUT ME
ヘーシロー。
地方大卒。エンジニア歴20年近いオジ。
最初の職場はブラック。
長年の忍耐を経て、
ブラック脱出を決意。
就職先の影も形もない状況で浪人する。
ブラック脱出後、メーカーや商社で、
自身の英語と技術知識に自信を持つ。
リスクをとっても
ブラックからは脱出すべきと確信。
リスクをとる個人が増えることを願い、
技術記事やキャリア形成、
英語について、
思うところを発信する。
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