こんにちは。
ブラックな職場を見分ける
のは意外と難しいものです。
自分が間違っているのか、
本当に理不尽なのか。
拙者の指標を提供しよう
そこで、
拙者の経験から得た
指標を提供したい。
仕事が定義できているか
その職場を逃げ出すか
どうか
迷う原因で
大きいのは、
「自分はまだ、
何モノでもない。」
ということ
ではないだろうか。
(特に若い人)
そこで考えてほしいのは、
その職場で耐えていれば、
何モノかになれるか
どうか。
まずは、自分が
「わたしは、○○の事業で、
△△の仕事をしています。」
と自信を持って言えるか。・・・(1)
Noの場合は、
周りをみて、
××さんの仕事は△△です。・・・(2)
と言えるか。
これもNoであれば、
その会社は、
仕事が定義出来ていない。
したがって、
そこに何年いても
「〇〇エンジニアとして、△△年の経験。
××の成果を挙げた。」
といった経歴を得るのは
難しいでしょう。
早めに逃げ出すことを
検討すべきです。
また、
仕事が定義できていない場所では、
人材を募集する際にも
必要な知識やスキルが
特定できず、
本来必要な
知識や経験の足りないひとが、
集まっている可能性が高いです。
拙者の最初の職場の先輩は、
「『標準偏差』が分からない」
などと堂々と言っていました。
エンジニアの職場でですよ。
この男は、立場の弱い者に
威張りちらすのが得意でしたが、
あの男が何の仕事をしていたのか、
今もって分からない。
こういう男がはびこっていたら、
そこは間違いなくブラックです。
(1)の答えがNoで、
(2)の答えがYesであれば、
社内でのキャリアチェンジも
視野に入れましょう。
年収に対する月収比率
収入は分かりやすい指標です。
収入と聞くと、
年収の印象があると思いますが、
まずは、
残業に依存しない月収が
どのくらいか。
これが重要です。
拙者の若い時、
入社4~5年目くらいでも、
猛烈な残業により、
年収800万円越えという
同期がいました。
しかし、
基本月収は30万円くらい
だったと推測され、
基本月収のみでみた
年収は、高く見積もっても、
400万円くらいのはず。
これは、
年収400万円のサラリーマンが
アルバイトをして、
400万円の収入を得たのと
同じである。
ボーナスや残業代の
比率の高い
会社は危険です。
上司や同僚・先輩と話ができるか
明確なパワハラ・セクハラは
問題外であるが、
話が噛み合わない人が多い
のもかなり危険である。
拙者の若い頃を思い返すと、
上司や先輩に
モノが言えない訳ではないが、
質問、提案、苦情、依頼など、
どのような話をしても
話が噛み合わず、
結局あきらめる
パターンが多かった。
あの時の先輩・上司は、
意識的に話が噛み合わないように
していたのだろうか。
だとしたら、
それはそれで凄いスキル
であるかもしれません。
しかし、
こういう人が多い
場所にいると、
- 常に人格を無視されている感じがする
- 周りと話が噛み合わない
- 常に尊厳を傷つけられている感じがする
ように感じます。(体験談)
そのスキルは、
他人の人格を無視するスキルであり、
拙者に不快な思いをさせ続け、
さらには、
会社を
衰退させたのである。
創造性を発揮できているか
自分なりの創造性を
発揮できていると
感じるか。
これも重要です。
創造性を発揮するということは
個性を発揮するということであり、
これができるのであれば、
個性が尊重されている
面もあると思っていいでしょう。
創造性を発揮する余地が
ないのであれば、
個性や人格が無視されて
いるといえるでしょう。
拙者が新卒1年目で
最も時間を割いたのは、
「電話番」です。
若い時の時間を
何ということに
使ってしまったのか。
思い返すたびに
発狂しそうになる。
社外に活躍の場がないか
過去を振り返ると
怒号が飛び交うような
職場にいたにも
関わらず、
職場がおかしいのではなく、
自分が間違っていると
思っている自分がいました。
しかし、
違和感によるモヤモヤは
ぬぐいきれなかった
のでしょう。
転職サイトをみて
「自分は社外でも
需要がある」
と思うのが、
精神安定剤でした。
今の世の中なら、
例えば、
市場価値診断ならMIIDAS(ミイダス)!
↑のようなサイトで
自身の市場価値を
探ってみましょう。
特に
仕事が定義できていない
場所では、
何年耐えても
自分のキャリアにプラスに
作用させるのは難しいです。
現在の自分の
市場価値を知り、
キャリア形成に有利な
場所へ旅立つことが肝要です。
過去を振り返って思う事
賢明なる
読者諸兄におかれましては、
上記指標を
考慮して、
より良い職場に向けて
旅立つことも視野に入れて
欲しいと思います。